このフィールドワーク「須玉の食ごよみ」シリーズは、平成4年に当時の須玉町(平成16年に合併して北杜市となる)の風土と食を書き残して後世に引き継いでいきたいと志をひとつにしたお母さんたちと、ブナ帯の食文化を研究し、東北地方でフィールドワークを行っていた食研究工房主催の林のり子先生とともに町内6地区の「聞き書き」「聞き歩き」を行い、最初の食ごよみマップから7年かけて順次作成してきたものです。当時、須玉町役場職員として仕事をしながら、ライフワークとして「須玉の食文化を考える会」を立ち上げ、50名近くのお母さん方と活動してきた私の記録でもあります。
 当時、明治生まれのおじいちゃん、おばあちゃんに昔の暮らしを聞いて書き残しておかないと忘れられてしまうという思いから始まった会ですが、書き残しておくことの大切さを28年を経てしみじみと感じています。
 アドバイザーの林のり子先生は、田園調布の「パテ屋」さんで、いまもお元気で営業されています。編集やマップのデサインをお願いした甲府市在住の高橋辰雄さんも変わらず芸術作品制作に励んでいらっしゃいます。イラストは私の妹 花輪まゆ美が担当いたしました。その他、多くの方々のご協力に感謝しながら、このHPに掲載しておこうと思いました。これらの冊子の販売は、津金の明治校舎にて行っています。(残少々)
                                             内藤和心拝
 
   
「須玉の食べ物歳時記」
 
「すたまの風土と暮らしマップ」
  「須玉の食べ物歳時記」「すたまの風土と暮らしマップ」はA4サイズ8枚を連ねた蛇腹式の縦長のカレンダーです。

須玉の食べ物歳時記
すたまの風土と暮らしマップ
     
「すたまのお祭り食ごよみ」
「山の芽 里の香 すたまの恵み」
ごはんとおかず編
「山の芽 里の香 すたまの恵み」
おやつと漬け物編
すたまのお祭り食ごよみ 山の芽 里の香 すたまの恵み ごはんとおかず編 山の芽 里の香 すたまの恵み」 おやつと漬け物編
町内各地の行事にまつわる食を
まとめたもの
聞き書きしてまとめたものの中から
伝えておきたい主食と副食
聞き書きしてまとめたものの中から
伝えておきたいおやつと漬物
     
「じょうりけんじょけんじょ
すたまのあそび」
「増富の炭焼き
~山里の暮らし、紫の煙~」
 
じょうりけんじょけんじょ すたまのあそび 増富の炭焼き 山里の暮らし、紫の煙
  冊子「須玉HITO文庫」は歴史(history)に学び、未来(tomorrow)につなげようという想いからHIとTOをとってHITO文庫と名付けました。
自然の中で遊んだ60年代の懐かしい
遊びをまとめたもの
増富地区で最近まで受け継がれていた炭焼きの話をまとめたもの
 
 
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